加茂水族館(クラゲドリーム館)のご案内
加茂水族館は山形県鶴岡市にあり、クラゲの展示数が世界一で、ギネスにも認定されています。
そのため加茂水族館は別名「クラゲ水族館」とも呼ばれたりします。
最近は「クラゲとあの娘」という映画の舞台ともなり大変有名になりました。
「世界一のクラゲ水族館」と呼ばれるだけあって、加茂水族館の一番の見どころはそのクラゲの展示数の多さです。
2000年にはクラゲの展示室「クラネタリウム」を設置し、12種のクラゲを展示したことから日本一になりました。
そして、その5年後には21種のクラゲを展示し、現在ではクラゲ展示種類数世界一となったのです。
クラゲドリーム館としてリニューアルした加茂水族館
加茂水族館は進化をし続け、2014年6月にはクラゲドリーム館として改装オープンされました。
新しい加茂水族館(クラゲドリーム館)は、「クラネタリウム」の大きさも前に比べると4倍規模になり、また水族館本体の広さも約2倍ほど広くなり、ますます人気となりそうです。
また、見どころはクラゲだけではなくウミネコの餌付けコーナーなど面白いショーも行われています。
加茂水族館で食べるクラゲメニュー
加茂水族館(クラゲドリーム館)では、レストランなどでクラゲを使った珍しい料理も食べられます。
レストランの人気メニュー「クラゲ定食」や、コリコリ触感が絶妙なクラゲアイス、さらにお土産コーナーでは大変珍しいクラゲラーメンなるものも販売されています。
クラゲ定食
クラゲ定食は、加茂水族館のレストラン「魚匠ダイニング・沖海月」の人気メニューです。
クラゲのお刺身の他、煮物や和え物などの材料にもクラゲが使われています。
クラゲラーメン
クラゲラーメンは、透明感があるしょうゆ味のスープで、味はシンプルです。
ラーメンの上にクラゲが乗っていて、さらにキクラゲやエビ、チンゲン菜などもトッピングされています。
クラゲアイス
アイスの中に細かく刻まれた粒々のクラゲが入っています。
クラゲ自体には特に味はないので、アイスにコリコリした触感をプラスした感じです。
アイスの味は、バニラ・メロン・カシス・黒ゴマなど、いろいろあります。
加茂水族館(クラゲドリーム館)のデータ
加茂水族館(クラゲドリーム館)の営業時間や交通アクセスに関する情報です。
加茂水族館は、夏休み時期などは混雑が予想されます。
営業時間は等も時期によって変更する場合がありますので、お出かけ前にご確認ください。
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加茂水族館(クラゲドリーム館)の所在地とアクセス
加茂水族館(クラゲドリーム館)は山形県鶴岡市にあります。
住所
山形県鶴岡市今泉字大久保657-1です。
アクセス
電車の場合
- JR東京駅からJR鶴岡駅まで約4時間です。
- JR鶴岡駅からは湯野浜温泉行きの庄内交通バスで約30分かかります。
車の場合
- 山形自動車道の鶴岡I.Cから約15分です。
飛行機の場合
- 東京羽田空港から庄内空港まで約1時間
- 庄内空港から加茂水族館までタクシー利用で約20分かかります。
加茂水族館(クラゲドリーム館)の営業時間
加茂水族館(クラゲドリーム館)は年中無休で営業しています。
その営業時間は、通常は9時から17時まで。
7月18日〜8月31日は夏休み期間として、9時から18時まで営業しています。
ただ週末はかなりの混雑で、入館するのに2時間待ちという日もあるようなので、その辺を考慮して早めに着くように行ったほうがいいかもしれません。
加茂水族館の歴史について
加茂水族館は、今でこそクラゲで人気の水族館となりましたが、実は過去には入館者の激減によって閉館の危機に直面したこともありました。
加茂水族館の歴史は長く、前身の「山形県水族館」は昭和5年にオープンしました。
山形県内唯一の水族館であり、当時は水族館という施設が珍しくもあったので入館者数もかなりの数を誇っていましたが、昭和50年代に入る頃からレジャーの多様化や加茂水族館の建物の老朽化などにより、入館者数が減少し閉館の危機に陥りました。
そこで、その頃話題になったアシカやラッコ、アライグマなどの生き物をとにかく集めて展示しようと、館長をはじめとするスタッフ全員で起死回生を願っていたそうです。
しかし、そのような生き物の展示は他の水族館でも同じように行われていて、加茂水族館の魅力というものには結びつかずに入館者数は低迷し続けてしまったのです。
いよいよ本当にもう駄目だ、というところまで追いつめられ、最後のサンゴ礁の企画展にも失敗して入館者数が過去最低を記録した後のこと、偶然にもクラゲの赤ちゃんが水槽内で見つかったのでした。
そこから加茂水族館はクラゲに特化した水族館作りを目指し、それからは入館者数は増え続け、閉館の危機からは完全に脱したのでした。