犬吠埼マリンパークにいる恐竜
犬吠埼マリンパークには、至る所になぜか恐竜がいます。
まず、犬吠崎マリンパークを訪れると駐車場入り口に現れるのが、イルカやペンギンなどのオブジェではなく、殻を割って出てきた生まれたての恐竜です。
その恐竜が犬吠崎マリンパークにいらっしゃいと言わんばかりに、こちらを見つめています。
なぜ水族館に恐竜なのか、誰もが疑問に思う中、説明文など探してみますが、これについての説明は一切ありません。
犬吠埼マリンパークに入館してみると、まずはピラニアがお出迎えしてくれます。
そして、二階に上がるとタイル張りの美しいタッチプールがあるのですが、そのタッチプールの上にはなんと今度は大人の恐竜が上から覗いているのです。
しかも、この恐竜は水面から水の中に首を突っ込み、覗き込んでいるという形をしています。
これには「恐竜ロボットディプロドクス」という説明がありました。
かつては10分間隔で吠えて動いていたらしく、恐竜ロボットの意味も納得です。
そして、ヒトデやおとなしいサメの仲間をそっとタッチしてから奥に進んでいきます。
美しい魚たちや珍しい魚たちを見ながら、屋上に向かいます。
屋上は、「地球が丸く見える」というキャッチフレーズのパノラマ展望台になっていて、目の前に大海原が広がります。
この水平線が微妙に丸く見え、地球が丸いことが認識できるというわけです。
そして、なんとこの展望台にも恐竜がいるのです。
と思いきや、ここにいるのはコモドドラゴンという名の爬虫類だそうです。
コモドドラゴンはインドネシアに生息しており、体長は3m以上にもなり体重は140キロ以上にもなるとても大きなトカゲのような生き物のため、まるで恐竜に見えるのです。
このコモドドラゴンを入れると、犬吠崎マリンパークには3体もの恐竜がいるということになります。
そして、犬吠崎マリンパークになぜこんなに恐竜がいるのかという謎について、わかったことがあります。
実はこの犬吠崎マリンパークが建てられた頃、恐竜ブームがあったようです。
そのため、この水族館にも恐竜を置き、流行に乗ったということと思われます。
水族館に恐竜というなんとも不思議な光景を見に、犬吠崎マリンパークに出かけてみてはいかがでしょうか