浅草ドンキホーテのミニ水族館
浅草の水族館と言えば、かつては浅草六区に浅草公園水族館、浅草四区(現在の浅草2丁目あたり)浅草水族館などが存在していました。
浅草六区に存在した浅草公園水族館は明治18年、浅草四区の浅草水族館は明治32年頃に開設した水族館で、どちらも既に閉館し現在は残っていません。
ところが、その浅草に、何とミニ水族館が存在しているのを皆さんはご存知でしょうか。
その場所は、奇しくも六区にある、ドン・キホーテ浅草店の店頭です。
つまり、店頭設置の水槽ディスプレイなので、正しくは水族館というわけではないのですが、ここドン・キホーテの場合は、ちょっと凝っていて一見の価値ありです。
ちょっと高級なお店にある店頭ディスプレイの場合でも、普通ならならせいぜい1〜2カ所の水槽に鑑賞用の小型の熱帯魚が泳いでいる程度のものがほとんどでしょう。
その点、ドン・キホーテ浅草店の場合は、水槽がいくつもあって、中の魚も小型の熱帯魚ばかりではありません。
ある水槽には、見応えのある、大きいカサゴやワニゴチがゆっくり優雅に泳いでいたりします。
また、子供たちに人気のカクレクマノミもいて、その水槽にはちゃんとイソギンチャクの「家」もあって、見る人の目を楽しませてくれる演出もバッチリです。
ドン・キホーテの「水族館」があるここ浅草六区は、既に再開発されていて昔なじみのお店はほとんどなくなってしまいました。
そんな中で、かつて「浅草の水族館ここに在り」と言われた場所に、新たな水族館が存在していることには、何か特別なものを感じてしまいますね。
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浅草ミニ水族館のポイントまとめ
「ミニ水族館」とは言っても、あくまでドン・キホーテの店頭のディスプレイとして設置されているものであることに違いはありません。
そのため、見る人によっては、その評価は分かれるところかもしれません。
ただ、この浅草の中心部において、種類こそ少ないもののちょっとした珍しい魚を気軽に鑑賞できるスポットがあることは、知っておいて損はありません。
昼間は、お子様連れのファミリーなどに大人気の「お魚鑑賞スポット」となっています。
一方、夜は水槽がライトアップされていて、ちょっと幻想的な感じになっています。
そのため、浅草でデートを楽しむカップルには、お酒を飲んだ帰りにちょっと立ち寄って水族館デート」の気分を味わってみるのもおすすめです。
もちろん、ドン・キホーテの店頭ディスプレイですから、「ミニ水族館」の鑑賞は無料です。
浅草は、今や外国人に人気の観光地として注目されていますが、日本人にとっても見どころがいっぱいで、たまに訪れると新たな発見もあり楽しめるスポットです。
今度浅草に行かれた際には、ぜひ浅草六区のドン・キホーテの「ミニ水族館」へお立ち寄りください。